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Obsidian MCPサーバーでAIツールと連携する方法 - Gemini CLI & Kiro編

Obsidian MCPサーバーを使って、Gemini CLIやKiroからObsidianのノートを操作する方法を詳しく解説します。WindowsとWSL環境での設定手順も紹介。

公開日 読了目安 4 分

Obsidian MCPサーバーでAIツールと連携する方法 - Gemini CLI & Kiro編

最近、AIツールとObsidianを連携させる需要が高まっていますね。今回は、MCP(Model Context Protocol)サーバーを使って、Gemini CLIやKiroからObsidianのノートを直接操作する方法をご紹介します。

実際に試してみると、自然言語でObsidianのノート検索や作成ができるようになって、かなり便利でした。特にWSL環境からWindowsのObsidianにアクセスする方法も含めて、詳しく解説していきます。

MCPサーバーって何?

MCP(Model Context Protocol)サーバーは、AIツールと外部アプリケーションをつなぐ橋渡しの役割を果たします。簡単に言うと、Gemini CLIやKiroなどのAIツールから、自然言語でObsidianを操作できるようにしてくれる仕組みです。

「今日のメモを検索して」「新しいノートを作成して」といった指示を、AIツールがObsidianの操作に変換してくれるイメージですね。

Obsidian側の準備

コミュニティプラグインの有効化

まず、Obsidianでコミュニティプラグインを使えるようにします。

  1. Obsidianの設定を開く
  2. 「コミュニティプラグイン」を選択
  3. 「制限モードをオフにする」をクリック

Local REST APIプラグインの導入

次に、外部からObsidianにアクセスするためのAPIを有効にします。

  1. コミュニティプラグインの検索で「Local REST API」を検索
  2. インストール・有効化
  3. 設定画面で表示されるAPI Keyをメモしておく

このAPI Keyは後でCLI連携に使うので、必ず控えておいてください。

api key

MCP Toolsプラグインの導入

続いて、MCPサーバー本体をインストールします。

  1. 「MCP Tools」プラグインを検索・インストール
  2. 有効化後、「Install server」を実行
  3. MCPサーバーの実行ファイルmcp-serverがVault内に配置される

install server

パスの確認と設定

実行パスを取得

プラグイン設定画面の「Server install folder」からbinフォルダを開き、パスを確認します。

重要なのは、フォルダパスの末尾に手動で/mcp-serverを追加することです。

例(Windows環境):

C:/Users/username/OneDrive/tools/obsidian/.obsidian/plugins/mcp-tools/bin/mcp-server

パスにスペースが含まれる場合の注意

Obsidian Vaultのようにスペースを含むパスの場合は、必ずダブルクォートで囲んでください。

Gemini CLIでの設定

MCPサーバーの登録

ターミナルで以下のコマンドを実行します:

gemini mcp add obsidian-mcp-tools -s user -- "パス/to/mcp-server" --env OBSIDIAN_API_KEY="あなたのAPI_KEY"

実際の例:

gemini mcp add obsidian-mcp-tools -s user -- "C:/Users/username/OneDrive/tools/obsidian/.obsidian/plugins/mcp-tools/bin/mcp-server" --env OBSIDIAN_API_KEY="あなたのAPI_KEY"

-s userオプションを使うことで、どのプロジェクトからでも利用できるようになります。

設定ファイルでの直接編集

コマンドラインが苦手な方は、~/.gemini/settings.jsonに直接記述することもできます:

{
  "mcpServers": {
    "obsidian-mcp-tools": {
      "command": "C:/Users/username/OneDrive/tools/obsidian/.obsidian/plugins/mcp-tools/bin/mcp-server",
      "args": [],
      "env": {
        "OBSIDIAN_API_KEY": "あなたのAPI_KEY"
      }
    }
  }
}

接続確認

設定が完了したら、接続を確認してみましょう:

gemini mcp list

以下のように表示されれば成功です:

obsidian-mcp-tools: ... - ✓ Connected

実際に使ってみる

ノート一覧の取得

Geminiを起動して、実際にObsidianを操作してみます:

gemini

チャット画面で以下のように入力:

Get the list of notes in Obsidian

get notes

うまく設定できていれば、Obsidianのノート一覧が表示されるはずです。

result

その他の操作例

  • 「新しいノートを作成して」
  • 「特定のキーワードでノートを検索して」
  • 「ノートの内容を読み取って」

など、自然言語でObsidianを操作できるようになります。

WSL環境からWindowsのObsidianに接続する方法

WSLを使っている方向けに、Linux環境からWindowsのObsidianにアクセスする方法もご紹介します。

Kiroでの設定

  1. Kiroを開く
  2. MCPサーバーの設定ファイルに以下を追加:
{
  "mcpServers": {
    "mcp-obsidian": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@smithery/cli@latest",
        "run",
        "mcp-obsidian",
        "--config",
        "{\"vaultPath\":\"/mnt/c/Users/username/OneDrive/tools/obsidian\"}"
      ],
      "env": {},
      "disabled": false,
      "autoApprove": [
        "search_notes",
        "read_notes"
      ]
    }
  }
}

kiro mcp

ポイントは、WindowsのパスをWSLのマウントパス(/mnt/c/...)に変換することです。
また、smithery-aiは設定が簡易ですが、obsidianの読み取りしかできず、書き込みはできません。

トラブルシューティング

よくある問題と解決方法

接続できない場合

  • API Keyが正しく設定されているか確認
  • Obsidianが起動しているか確認
  • パスにスペースが含まれている場合はクォートで囲む

WSLで接続できない場合

  • WindowsのObsidianが起動しているか確認
  • パスが正しくマウントされているか確認(/mnt/c/...)

まとめ

Obsidian MCPサーバーを使うことで、AIツールから直接Obsidianを操作できるようになります。特に大量のノートを管理している方にとっては、自然言語での検索や操作ができるのは大きなメリットですね。

WSL環境からでもWindowsのObsidianにアクセスできるので、開発環境を問わず活用できるのも魅力的です。

ぜひ試してみて、より効率的なノート管理を実現してください。何か問題があれば、設定を見直してみることをおすすめします。