Codex CLIの最新設定と便利機能まとめ【GPT-5対応】
GPT-5対応で注目度が急上昇中のCodex CLI。基本設定から便利なTips、Windows環境での注意点まで、最新の利用方法を整理しました。
今回は、2025年に入ってから急速に注目を集めている Codex CLI について、基本設定から便利なTips、そしてWindowsユーザーがつまずきやすいポイントまでを一気に整理しました。
この記事を読めば、Codex CLIをすぐに業務や開発環境で活用できるようになるはずです。
1. なぜ今、Codex CLIが注目されているのか?
GPT-5対応とChatGPTサブスクでの利用開始
Codex CLIは2025年4月に登場した比較的新しいツールです。
当初はAPIキー前提でしたが、GPT-5公開(2025年8月)以降、ChatGPT Plus/Pro/Teamユーザーなら追加料金なしで利用可能になりました。
これにより導入のハードルが一気に下がり、多くの開発者が触り始めています。
2. Codex CLIの基本設定
インストール方法
公式が案内しているインストール手順は以下のとおりです。
# npmで
npm install -g @openai/codex
# Homebrewで
brew install codex
LinuxでもWindowsでも同様に導入できます。
ただしWindowsでは後述する「フルパス指定」の落とし穴があるので要注意です。
AGENTS.mdで共通プロンプトを設定
Codex CLIは ~/.codex/AGENTS.md に記述した内容を全セッションで自動読み込みします。
たとえばserenaを優先して使って欲しい場合は以下のように書いておくと便利です。
- Always utilize the Serena MCP server as the primary tool for semantic code search, project analysis, and automated refactoring.
- Upon project initialization, activate the current directory as a Serena project before performing any operations.
- Prefer Serena tools over built-in commands whenever semantic understanding of the codebase is required.
Claude CodeやCopilotなど複数のAIツールでも共通化できるのがポイントです。
Windowsでの配置場所
Windowsの場合、AGENTS.md は以下に置きます。
C:\Users\{ユーザー名}\.codex\AGENTS.md
config.tomlの基本
設定ファイルは ~/.codex/config.toml。
TOML形式が採用されており、以下のように書きます。
model = "gpt-5-codex"
network_access = true
[tools]
web_search = true
3. 便利な機能・設定Tips
MCP設定
Codex CLIはMCP(Model Context Protocol)に対応しています。
設定は同じconfig.tomlに直接記述します。
[mcp_servers.context7]
command = "npx"
args = ["-y", "@upstash/context7-mcp@latest"]
補足:SSE型のMCPは直接利用できず、
mcp-proxyやmcp-remoteを経由する必要があります。
Web検索機能
最新情報を取り込むなら以下を追加:
[tools]
web_search = true
Custom Prompts
よく使うプロンプトを登録可能。
配置場所は ~/.codex/prompts/ です。
Claudeのスラッシュコマンドのように / を入力すると候補が出ます。
ファイルメンション機能
プロンプト内で @path/to/file と書けば、特定ファイルを直接参照できます。
4. Windowsユーザーが注意すべきMCP設定
LinuxやmacOSの記事のまま設定すると、Windowsでは次のようなエラーが出がちです。
program not foundrequest timed out
原因は単純で、PATHの解決に失敗するためCodexが実行ファイルを見つけられないこと。
解決策:フルパス指定
PowerShellで where.exe を使い、実行ファイルの場所を確認します。
where.exe npx
where.exe uvx
出力例:
C:\Program Files\nodejs\npx.cmd
C:\Users\xxxx\AppData\Local\Microsoft\WinGet\Links\uvx.exe
このパスをそのまま config.toml に書き込みましょう。
さらに、Windowsでは SYSTEMROOT を環境変数として設定するのが安定動作のポイントです。
serena MCPの設定例
Windowsの場合(ユーザー名 = xxxx)
[mcp_servers.serena]
command = "C:\\Users\\xxxx\\AppData\\Local\\Microsoft\\WinGet\\Links\\uvx.exe"
args = [
"--from", "git+https://github.com/oraios/serena",
"serena-mcp-server",
"--context", "ide-assistant"
]
[mcp_servers.serena.env]
PYTHONIOENCODING = "utf-8"
SYSTEMROOT = 'C:\Windows'
Linuxの場合
[mcp_servers.serena]
command = "uvx"
args = [
"--from", "git+https://github.com/oraios/serena",
"serena", "start-mcp-server",
"--context", "codex"
]
5. Codex CLIのVS Code拡張
2025年8月末に公式拡張が公開されました。
CLIと比較したメリットは次の通りです。
- VS Codeで開いているファイルを自動参照できる
- Codex Cloudとの連携が可能
CLIとシームレスに連携できるため、普段の開発に自然に組み込めます。
6. 主要コマンド
| コマンド | 説明 |
|---|---|
/new |
セッションをリセットして新規開始 |
/mcp |
利用可能なMCP一覧を表示 |
/compact |
対話履歴を要約してトークンを節約 |
7. まとめ
- Codex CLIはGPT-5対応で一気に実用性が増した
- MCPやWeb検索などの拡張性も豊富
- Windowsユーザーは「フルパス指定」と「SYSTEMROOT設定」が肝心
- serena MCPなど高度な拡張も活用可能
- VS Code拡張で開発体験がさらに向上
今後も短いスパンで改善が続くことが予想されるため、早めに導入して慣れておくのがおすすめです。
関連する植物
Spec for Codex: 仕様書駆動開発をVS Codeでシームレスに
Codex CLI と緊密に連携し、仕様(Specs)・Steering Docs・Prompts を視覚的に管理できる VS Code 拡張機能。Kiro の開発体験を Codex ワークフローで再現します。
#vscode#codex#sddWSL環境におけるopencodeとoh-my-opencodeの導入ガイド
WSL環境にopencodeとoh-my-opencodeを導入し、Claude、GPT-5、Geminiなど複数のAIモデルをエージェントとして活用する方法を解説。マルチエージェント管理で開発効率を最大化します。
#opencode#ai#wsl