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Spec for Codex: 仕様書駆動開発をVS Codeでシームレスに

Codex CLI と緊密に連携し、仕様(Specs)・Steering Docs・Prompts を視覚的に管理できる VS Code 拡張機能。Kiro の開発体験を Codex ワークフローで再現します。

公開日 更新日 読了目安 4 分

Spec for Codex は、Kiro の「仕様書駆動開発(Spec-Driven Development)」の良さを、日々使っている Codex CLI と VS Code にそのまま持ち込むための拡張機能です。Specs/Steering Docs/Prompts を一箇所にまとめ、手元で素早く回せるようにしました。

https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=atman-dev.spec-for-codex

TL;DR

  • Codex CLI と連携し、仕様・設計・タスクの生成〜運用を VS Code で完結
  • サイドバーで Specs を可視化、tasks.md は CodeLens から個別実行→自動チェックオフ
  • Steering Docs と Prompts をワークスペース資産として整理し、迷いを減らす
  • 参考実装: notdp/kiro-for-cc をベースに、Codex 前提で再設計

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背景と狙い(Motivation & Approach)

Kiro は Spec 中心のワークフローと UI、AI の使い方が秀逸で、開発体験を大きく改善します。一方で、私自身は Codex を常用しており、Kiro の体験を Codex を通じて再現・発展させたいと考えました。そこで、notdp/kiro-for-cc を参考に、Codex と親和性の高い操作・構造・生成物に再構成した VS Code 拡張を実装しています。

主な機能

📝 SPEC Management

  • Create Specs: Codex CLI で Requirements / Design / Tasks を生成
  • Visual Explorer: サイドバーで Specs をブラウズ/管理
  • Spec Workflow: Requirements → Design → Tasks を段階的にレビュー
  • CodeLens for Tasks: tasks.md の各タスクを個別実行し、完了を自動反映

🎯 STEERING Management

  • Steering Documents: グローバル/プロジェクト別ガイドラインをブラウズ・編集
  • Generated Docs: Product/Tech/Structure などのステアリング文書を生成

🧩 PROMPTS

  • Create Prompts: .codex/prompts/<name>.md をスキャフォールド
  • Click to Open: ワンクリックで Markdown を開いてレビュー
  • Inline Run Button: 右側の ▶ から Codex CLI をインライン実行
  • Organize & Refresh: プロンプトライブラリを整理・更新
  • Markdown Simplicity: フロントマター不要、素の Markdown 指示で運用

spec-for-codex-window

対象読者

  • 仕様から実装までを一気通貫で回したい個人/小規模チーム
  • Codex CLI を日常的に使い、VS Code で完結したい開発者
  • 仕様・判断軸(Steering)・プロンプトを「共有資産」として管理したい方

セットアップ

前提

  • VS Code(最新版)
  • Codex CLI がインストール済み(codex --version で確認)
  • プロジェクトルートで実行する権限

インストール

  1. リポジトリ: atman-33/spec-for-codex
  2. (公開前の場合)VSIX からインストール:
    • VS Code: Extensions → … → Install from VSIX
    • もしくは CLI: code --install-extension ./spec-for-codex-x.y.z.vsix

注: マーケットプレイス公開後は通常の拡張インストールから検索できます。

クイックスタート

  1. ワークスペースを開く
  2. 左サイドバー「Spec for Codex」を開く
  3. 「Create Specs」を実行(Requirements → Design → Tasks を生成)
  4. tasks.md の CodeLens ▶ からタスクを個別実行
  5. Steering/Prompts を整備し、繰り返しの判断や手順を共有資産化

設計概要(Architecture)

  • VS Code Extension API を用いたサイドバー/CodeLens 構成
  • Codex CLI プロセスを安全に呼び出し、生成物(Specs/Docs/Prompts)をワークスペースに反映
  • 生成と閲覧を同一 UI で完結させ、往復コストを最小化

Kiro / Claude Code との違い

  • Kiro の体験を尊重しつつ、Codex CLI 前提で入出力・配置・実行単位を最適化
  • 参考実装の notdp/kiro-for-cc から UI/操作感を学習し、Codex 固有の運用へ合わせ込み

ユースケース

  • 新規プロジェクトの要件定義〜設計〜作業分解を素早く確定
  • タスク駆動で小さく回し、進捗を視覚化
  • プロダクト/技術の判断軸(Steering)を文書化し、チームで再利用

トラブルシューティング

  • Codex が見つからない: codex --version で PATH を確認
  • 実行が失敗する: ワークスペース直下での権限・パス、ファイルの改行コード差異を確認
  • Windows で失敗: シェル呼び出しの設定(PowerShell/WSL)を確認

ロードマップ

  • 設定 UI の拡充(Codex 引数プリセット、プロファイル切替)
  • 生成物テンプレートのカスタマイズ(Spec/Steering/Prompt)

リポジトリ / クレジット

おわりに

Kiro の気持ちよさを、Codex を中心とした日常の開発フローに馴染ませることを目指しました。気になる点や要望は Issue/PR でお知らせください。